特定社会保険労務士今井和寿事務所 | 日記 | 成果で賃金を評価する仕組み?

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特定社会保険労務士今井和寿事務所 の日記

成果で賃金を評価する仕組み?

2014.06.04

現政権の意向は、労働時間という数値から成果で評価される賃金の仕組みに変えたいようですね。

成果主義という言葉が目立った時期がありましたが、結果に基づいて賃金額を決めるということになると、数値の目標が必要となります。

数値目標のために労働者はがんばらなくてはなりませんが、使用者は労働者任せでほかっておくということではありません。

労働者のキャリア・スキルといった現状から到達の可能性がある適正な数値でなければ、労働者の不満は高まり、やがて疲弊していくでしょう。

数値目標は労働者の仕事内容・仕事量にかかわりますから、労働者と使用者が合意の上で決められるべきもので、目標達成のために使用者は労働の管理をする義務があります。
(雇用契約は、使用者の指揮に従って働くのですから、「任せるだけ」というのはあり得ません。)

成果で賃金を評価する仕組みが標準化されるためには、労働者の使用者の合意・コミュニケーションが当たり前に行われていることが前提だと思うのですが、日本の会社の多くは?という感じがするのですが・・・・。

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