特定社会保険労務士今井和寿事務所 の日記
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残業時間の管理
2014.01.31
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業務の形態・性質上、社長さんや上司のかかわることが少なく、個々の労働者に任せている仕事というものもあるでしょう。
そのような状況で残業が常態化しているのであれば、残業が本当に必要なのか、そして法定労働時間内の労働が適切なのか、確認すべきでしょう。
(労働の中身や労働時間が、労働者の裁量次第になっている場合があるからです。)
残業を労働者の任意で行われないようにするためには、残業の届け出とそれについての承認を徹底することも必要です。
(残業は、会社の命令により行われるものだからです。)
また、労働者の労働時間と成果の関係を数値化したものを、評価制度に利用することも有効でしょう。
残業時間の管理は、労働の質をチェックし、労働生産性を高めて、コスト削減にもつながります。