特定社会保険労務士今井和寿事務所 の日記
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負担と給付
2019.01.04
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現在の社会保障の内容を、皆さんはどのようにお考えでしょうか?
社会保障の給付には、税金、保険料、そして自己負担のお金が必要ですが、日本人は負担と給付の水準について、もっと重要視すべきだと思います。
高齢者の割合が増えているから低下するのは仕方がないと簡単に決めるのではなく、もっと国政に求めていく・主張するべきだと思います。
単に給付の充実という意味ではなく、他の分野でのお金の使われ方と同様の考え方が、社会保障にふさわしのかという観点が必要だと私は思います。
(負担のことだけを考えれば、税金を増やしても無理というレベルだと思います。)
選挙でも、社会保障が大きな論点・争点になっている印象が、私にはありません。
(社会保障は他の分野のように、献金して政策を求めるということはない?)
他の分野の恣意的な公金の使われ方を防ぎ、社会保障にお金を回さないと、高負担で四苦八苦の世の中になると思います。
(経済成長だけで克服することなど、無理なのではないでしょうか。)
また、社会保障の事務処理にかかっているコストも、決して小さくないと思います。
給付自体とその仕組みをシンプルなものにして、事務処理のコストを小さくする(公務員の人件費を減らす)ことも、検討すべきと考えます。
(現政権は長く続いていますが、今年は政治に変化があっても、いいのではないでしょうか。)