特定社会保険労務士今井和寿事務所 | 日記 | 第三者

労働者と使用者の調和のために、がんばる特定社会保険労務士です。

Top >  日記 > 第三者

特定社会保険労務士今井和寿事務所 の日記

第三者

2018.09.03

最近いくつかのスポーツ組織で不祥事があり、検証のための第三者委員会というものが設けられましたね。
(大学や行政でも、ありましたね。)

第三者とは、直接そのことに関係がない人で、部外者であることが必要だと思います。

スポーツに限らず、組織でトラブルが起きることは珍しくないと思いますが、その相談窓口が組織内に置かれていることも珍しくありません。

トラブルを組織内で解決することは、組織の自治の一つであり、本来は問題ないのですが、それは適切に対処できる、あるいは対処できた場合の話でしょう。

トラブルの原因となった側と迷惑を被った側の力関係によって、相談窓口が全く機能しないことを、考えておく必要があると思います。

職場のトラブル解決においては、普段会社の社会保険や労働保険に関与している社会保険労務士が、中立公平な観点でアドバイスできるのかと、不安に思われる方もあると思います。
(社会保険労務士が特定社会保険労務士の資格を有していてもです。)

会社が普段、仕事を依頼していない社会保険労務士(特定の付いた者が望ましいでしょう。)に、労働トラブルについて相談するほうが、第三者の立場としての能力発揮を、より期待できると私は考えます。

日記一覧へ戻る

【PR】  オフィス・ファーガス  篠根果樹園  中国整体センター 東蟹屋治療院  安城市で腰痛ならドミーの整体へ!  株式会社ケイエム住設