特定社会保険労務士今井和寿事務所 の日記
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女性の活躍と労働時間
2014.09.10
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先日の内閣改造では、女性閣僚が増えたそうです。
女性の活躍を促進するために内閣でアピールしているのかもしれませんが、一般の会社では内閣のように簡単にはできないでしょう。
会社の経営は他社との競争ですから、誰でもいい、というわけにはいきません。
能力・適性で選ばれるべきものですから。
(大臣は誰でもできると言うつもりはありませんが、短い期間で簡単に代えられることが多いですよね。)
直接的であれ間接的であれ、女性の活動の妨げとなっている理由に、出産や育児があると考えます。
これを緩和する一番簡単な方法は、労働時間を短くすることでしょう。
朝早くから夜遅くまで会社にいる必要があるようでは、女性は仕事の抑制を考えるでしょう。
また、妻は自身の拘束時間だけでなく、夫の拘束時間も考えて、行動しなければなりません。
安倍総理大臣が労働時間のことをどのように考えているかは不明ですが、本来残業時間は当たり前ではないのです。
女性の役員・管理職を増やすのであれば、まずは残業時間ゼロを実現すべきではと思いました。